どうやって焙煎してるの?
焙煎する前の豆です。
緑っぽい色で、コーヒーの香りはしません。
焙煎を進めるにつれて、茶色く、香りを放つようになります。
コーヒー豆は農作物です。
どうしても悪い豆が混ざっているので、目で見てひとつひとつ取り除きます。
欠けてる豆、黒く変色している豆、虫が食べている豆、しなびている豆など。
美味しくなさそうな豆を取り除きます。
上が取り除いた豆。
下が良い豆です。
フジローヤル製の焙煎機です。
一度に最大で5kg焙煎することができます。
ニックネームは『煎り男くん』です。
焙煎機に生豆を投入する前に釜を温めます。
気温と湿度、投入する豆の量によって余熱の温度を決定します。
焙煎機の中で豆たちが踊っています。
シャンシャンシャンと心地よい音がしています。
時々テストスプーンで少量取り出して、焙煎の進み具合を確認します。
豆の色、煙の具合、香り、音を五感で感じ、焼き上がりのタイミングを計ります。
焙煎が進んで、茶色くなった豆たち。
焼き上がりまで、もう少しです。
焼き上がったら、冷却機でかくはんしながら豆を冷やします。
豆の熱で焙煎が進んでしまうので、急いで冷やします。
煎りムラで焦げたり焼けていない豆などを取り除きます。
計量のため、鍋に移します。
母親からもらった昭和の鍋です。この頃の物は、みな丈夫です。
焙煎することで豆から水分が抜けるので、生豆の時より2割ほど軽くなります。
保存用のびんに移します。
これで焙煎はおわりです。